増悪化しやすい胸膜炎とはどんな病気?

呼吸器疾患は、大きくわけて9種類に分けることができると言われています。その中の一つに胸膜疾患というものがあるのですが、この胸膜疾患の代表的な疾患が胸膜炎です。

ここでは、胸膜炎という病気がどのような症状が出るのか。その原因は何なのか。治療方法はどのようなものがあるのかなどについて紹介していきましょう。

臓器を守っている臓器が侵される病気

呼吸器疾患の一つのカテゴライズを代表する胸膜炎ですが、その名の通り、胸膜が炎症することによって、さまざまな症状を引き起こす疾患になります。

胸膜というのは、肺を包み込んでいる2つの薄い筒のような膜になります。人間の体というのは、胸椎と肋間筋、胸骨と肋骨といった骨で生命活動に欠かすことができない様々な臓器を守っています。

この骨だけではなく、胸膜によって心臓と肺という重要気管を包み込むようにして守っているわけです。胸膜に炎症が起こってしまうと、タンパクや水などが2枚の膜の間に染み出してしまい、胸水という水が溜まった状態を引き起こします。

胸水ができると、その中に細菌が発生し増殖をしてしまうことになり、様々な疾患を引き起こすのです。その細菌の代表格が結核菌であり、当然に肺結核を引き起こしてしまうわけです。

胸膜炎になってしまう原因は?

呼吸器疾患の一つ、胸膜炎の原因ですが、感染症や悪性腫瘍といったものがその原因になることもありますが、膠原病が原因になることもあります。

他にも肺梗塞や石綿肺と呼ばれる疾患に掛かることでも、胸水ができてしまう原因になると言われており、原因は様々に考えられます。

感染症がその原因になっているパターンであれば、結核や細菌感染。更に悪性腫瘍なら当然に肺がんがその原因になっています。この原因になっているものの違いによって、癌性胸膜炎と呼んだり、結核性胸膜炎など区別化されるのが一般的です。

胸膜炎の症状と治療方法は?

胸膜炎になると代表的な症状としては、胸痛が表れます。胸痛は深呼吸をしたり、咳をした際に、更にひどくなっていくのが一般的です。原因が細菌性であれば、発熱を伴うことになります。

細菌性の場合には、その細菌を排除するために抗菌薬を点滴で投与されます。ペニシリンが有名です。